>>>>>> 本拠地の中庭−図書室に続く辺り


……先日の雨に打たれる云々で二人が口論になり、途中フリックを呼びに使いが来て中断される。それをきっかけにルックが数日行方をくらまして二人はすれ違い―――

ルック>(夜になり人気の無いその場所にぽつんと1人、佇んでいる。樹にもたれて座り、目を閉じて微塵も動かない。寝ているのか…息さえも潜める様に静かにしていた)

フリック>(きょろきょろと誰かを探して夜道の中周囲を細かく見渡しながら歩む)………!(見つけた人物の姿に安堵と言い様のない憤りを感じながら、彼のいる樹の下まで進む)

ルック>(現れた気配に気づいていながらも反応は示さない。全く無視をしている様子で、そのまま瞳を閉じている)

フリック>………どこ、行ってたんだ……ずっと……(その目の前に立ちはだかり、震える拳をぎゅっと握り締めながら彼を睨み付けるように見やる)

ルック>(聞こえた声にようやく瞳を開けて見上げる。見えた瞳は全くの無表情で)……アンタに何か、関係あるの?(常よりも更に素っ気無い口ぶりで言う)

フリック>関係あるさ…。探したんだ…お前を。ずっと…お前がいなくなってからずっと、な……。(その無表情な瞳と口ぶりに眉根を苦しげに寄せて低く、溜息を漏らしてしゃがみ込む)どう、言えばいいんだよ……。(俯き、吐き出すように呟き)

ルック>……ふうん…僕との関係なんて要らないんじゃ無かったっけ……?(視線を合わそうともしないで瞳を伏せて淡々と言い)……だから、消えてやったのに。わざわざ探しに来ないでよね……(ふ…と微かに漏れる嘲笑)

フリック>違う!(その言葉に過剰に反応し、俯いていた顔を上げて)お前との関係を切りたいなんて言ってないじゃないか…!お前が、身体だけの関係だと…俺達はそれしかないのだと…それは嫌だと、そう言ったんだ…。(苦しげに息を吐き、膝をついてきつく彼にしがみつき)だから、…そんな事言わないでくれ……

ルック>僕が言った言葉も否定してなかったかな……アイシテルって言ってやったじゃないか?(くっく……と喉で笑って)身体だけじゃ不満なんて……欲張りだね。生憎と…つまらない恋愛ごっこには興味ないんだよ(抱き締められる腕の強さに顔を顰めながら、心底嫌そうに言う)愛の囁きが欲しいなら、毎日でも言ってくれる甘い恋人でも探せば?

フリック>(つい、と、身体を離し)……本気で、言っているのか?……つまらない、恋愛ごっこだと………(低く、繰り返し)囁き?……そんなものが、何になる…?………(何かを言いかけて、溜息で深呼吸をし)馬鹿だな…俺は(切なげに声を出して笑い出す)

ルック>(急に笑い出すフリックを冷たい目で見つめ)……ごっこでしょ?こんなもの…いつ終わるかも知れないんだから(ふと声を潜めて低く言い)アンタが望んでるのはそういう睦言、だろ?僕に求めるのはお門違いだね……(鬱陶しげに髪をかき上げて)

フリック>(笑いをやめ、苦々しい笑みで顔を彩り)は……ごっこか……それはそうだな。俺もつまらない恋愛ごっこはごめんだ……。それに、それをお前に押付ける気もない……。お前には、俺の望むものなんてわからないさ……(幾分冷ややかな、けれど苦しげな表情を隠さずに視線を合わせ)

ルック>―――(暫く間を置いてふぅ…と息をついて)……利害は一致したわけだ?…探した甲斐があったね、はっきりして……良かったじゃない(自分の表情を隠すようにくるりと背を向ける)用は済んだ?……さっさと、慰めて貰える人の所へでも行けば?(後ろ向きで手を軽く振って)

フリック>まだ、終わっていないんだがな?(背を向けた彼に笑って)利害ははっきりしたが、俺の話は済んじゃいない…。付け加えておくと、俺は慰めてもらえる人、というのも欲しくは、ない。(ぐい、とルックの肩を掴み、こちらを振り向かせ)…話を聞くときは、こちらを向いて聞いてくれないか…?大事な話、したいんだ……。

ルック>(身体を返された一瞬だけ目を細め、すぐにまた表情を無くして)……まだ何かあるの?…僕はそんなに暇じゃないんだけどね(肩にかかった手を払い落とし、片眉だけ下げて睨みつける)

フリック>まぁ、そう言うなよ。俺も、緊張してるんだ……。(はたかれた手をフラフラとさせ、自嘲気味に笑って、すぐに真剣な表情にもどり、愛しげに笑う)俺は、お前が好きだ。…愛してる。(想いの全てを込めて微笑し、彼を優しく見つめる)だから、身体だけの関係もいらない。恋愛ごっこも押しつけない。けど、お前を、ずっと、愛し続ける。例えお前に振り向いて貰えなくても。馬鹿みたいにお前に恋し続ける。そう言うわけだから、他の奴はいらないんだ。それに、この気持ちをお前に押付けることもしない。恋愛は、自由だろう?(少し切なく笑ってくしゃり、と自分の髪を掴む)

ルック>…………ふざけるな(ひゅ…と一瞬、風の音がしてフリックの頬を裂くように一筋の刃となり向かう)見返りが要らない……だって…?一方的な想いで構わないって……?僕の気持ちは関係ないって事じゃないか……押し付けるつもりもないって言う割に、それを僕に言う事自体間違ってるんだよ……!!(常に無く声を荒げフリックの胸倉を引っ掴んで)聞かされて僕が何とも思わないと思うの?自由……自由、ね……随分…都合の良い言葉だよね……好き勝手に想ってますって、健気で結構な事だよ(吐き捨てるように言い、思い切り突き放す)

フリック>ぐっ……!!(突き放されて重心を一瞬見失うが、すぐに平衡感覚を取り戻してよろけるのを押し留めて足を地面に踏みしめ冷静にルックを見つめ、微笑む)…誰が、そういった?お前の気持ちは関係ないって?押付けるのと、お前の気持ちを聞くのは違わないか…?(優しく諭すように囁き)関係なくないさ。振り向いてもらえればこんなに嬉しいことはないんだからな…(切れた頬を気にも止めず、流れる血をそのままに)じゃあ、俺にはまだ望みがあると言う事なのかな……(笑ってルックを見つめ)

ルック>……本当に自分勝手な解釈だね…(ゆらり…と、僅かに身体の周りの空気が揺らぎ)……振り向いて欲しいとか…良く言うよねぇ……?勝手に独りで悩んで、僕に頼ろうともしないくせに…僕を追うのが情けないとか言ってたくせに?(く…と口元に冷笑を浮かべ今度は腕と足に向けてその風を放ち)僕との関係を認めたくないから悩んだりするんだろ?……だったら切ればいいのさ。何、こだわってんだよ……アンタには代わりなんて幾らでもいるくせに。

フリック>(切り裂かれる痛みに顔を顰め、それでも、避けることだけは絶対にせずにその場に立ち尽くして)!!っ……お前を追うこと自体が情けないんじゃない……。そんな自分の心の弱さが嫌だったんだ……。お前との関係が嫌なんかじゃ決してない……!!(はっきりと言い放ち、すぐに笑って答え)悩むのも……。じゃあ、お前は悩まないというのか……?俺に悩みを打ち明けることがあったか……?(静かに、ゆっくりとルックの心に届くように願いを込めて言う)そんなことが、一度でも、あったのか……?

ルック>(服に滲む血を瞬きもせず凝視して)……馬鹿じゃないの?アンタ……少しくらい、逃げたらどう?間違って死ぬかもよ?(三度、切り裂く為の魔力が襲い)……悩みなんて、無いね……僕はアンタほど弱くない。簡単に揺らいでしまうような精神力じゃないんだよ……?(薄く笑みを浮かべて近寄り、血の滲む頬を指でなぞる)

フリック>そうだな……死ぬかもな。俺は馬鹿だから、こういう方法しか思いつかないんだ……。(三度目も真っ向から受け、苦笑してなぞられるままにルックを見やり、真剣な表情でゆっくりと聞く)…本当に…、……そう言えるのか……?悩みはないと?揺らぐような精神力ではないと?…じゃあ、どうして俺の言葉にこんなに動揺する…?

ルック>―――僕はね、アンタのそういう所が心底、嫌いなんだよ……簡単に自分を差し出して……偽善者ぶらないでよね(あくまで受け止める姿勢に苦々しく呟いて)…誰が動揺してるって……?勘違いしないでよ……アンタがしつこいから、わからせてやろうとしてるだけだろ…?(細めた瞳で睨み、腕を掴んで傷のある場所を抉るようにぎゅう……と、爪を立てる)

フリック>くっ……。(抉られる痛みに苦しげにうめき)こういう性分なんでな……。でも、簡単じゃない…。偽善者ぶる?お前がそう見てるだけだろう……?人の行動を見て、そうお前が決め付けているだけだ……。(痛みをこらえるわけでもなく、その場に彼といることを心底嬉しく思う自分に自嘲の笑みを浮かべ)しつこくないと、お前の心の中には入っていけないからな……

ルック>偽善者だよ……自分が傷つけば済むと思ってる。それを見る相手がどう思うかなんて考えもしないで、ね……(笑みを浮かべたまま苦しげに歪む顔に近づけて覗き込み)……僕の心なんて、わからないさ……アンタがそんな性分な限り、ね……無神経に、入って来るな……(静かに言い、瞬間……魔力を発して吹き飛ばし自分から離れさせる)

フリック>見る相手が………?(吹き飛ばされた衝撃に耐え切れず、地面に手をつきゆっくりと上半身を起き上がらせ)自分でやっておいてか……?なら……やるなよな……!(笑って起き上がり勢いをつけてルックに一瞬で走りより、その胸倉を掴んでぎりぎりと持ち上げる)最初から……わからないって言ってるだろう……?言わなければ、俺にはわからない!(語気を荒げ)俺は、お前ほど聡くないからっ!だから言わなきゃわからないんだよ!無神経に入ってくるなだと……?矛盾してるのはどっちなんだ!!

ルック>……っく…(締め上げられる力に苦しげに眉を寄せ)う、るさい……最初に裏切ったのはどっちだよ……!!(ぎり…と、口を引き結んで強く睨みつけ)いつもいつもいつも…!!僕に知らない所で悩んで解決して笑いかけるくせに……アンタがそんな風なのに、僕が何を言えるって言うんだ!?……っ(自分の言ってる事に気がついて口を噤み)……要らない、要らないんだよ…いつか消えるかも知れない想いなんて要らない……深い感情なんて、要らないんだ(掴む腕に魔力を込めて自らだけでは出せない力で外させる)

フリック>っ!俺は裏切ってなんかいない!!(一旦は強引にはずされるがすぐにルックの身体を押し倒してその上に馬乗りになって彼を押さえ込み、胸倉の服を掴むと自分に強く引き寄せ、その行為とは裏腹な悲壮な声で搾り出すように言葉を吐き出し)いつか消えるだと……?そんな風にずっと恐れながら俺と……?ふざけるな……信じてないのは……何も言わないで悩んでいるのはどっちだ……!!俺は、そんなお前の心にどうしても届かなくて……!どうしたらいいのかわからなくて……!!それなのに!!悩ませてるのはどっちだ!!笑いかける俺の気持ち、わからなかったのはどっちだ!!否定ばかりで……!じゃあ、どうすればいいんだよ!?ふざけるな!!

ルック>これからずっと……裏切らないなんて確証が何処にある?僕は……永遠に続く想いなんて信じられない……(悲痛な声で叫ぶ彼の声を頭の奥で聞きながら)……僕は悩んで何かいない。アンタの事で悩んだりしてない(凍らせた瞳で見つめて機械のように淡々と呟き)心になんて届かなくて良いんだよ、深い関係はごめんだって言ったろ……?重いんだけど…どいてくれない……?

フリック>!!ルック!……どうして、お前はそんなに心閉ざすんだよ……(苦しげにうめき凍る瞳に心から傷付き)確証なんてないかもしれない……永遠に続くなんて俺だって信じちゃいない…!でも!今、ここにある思いまで否定することはないだろう!?どうして、そんなに俺が信じられない?人を信じない?!悩まないなんて嘘、どうして言えるんだ!!(もどかしい想いに感情を高ぶらせ)いやだ……絶対にどかない……どかせるなら……俺を殺せ。でなきゃ、俺は絶対にどかない……!!

ルック>……信じて報われた試しがないからさ。下らないよ…所詮、他人だって言うのに、分かり合えるとでも思ってる?あぁ……そうだね、今の気持ちまで否定する事はないか……楽しいよ?恋愛してる「つもり」はさ……(激しく言い募るフリックにそれでも返すのは冷い笑みで)でも、アンタほどしつこいのは本当に初めてだよ……本当に……殺してやろうか……(自分では睨みつけていると思っている表情は、何処となく切なげな色を浮かべている事に気づかない)

フリック>(冷たく閉ざされた表情からにじみ出る切ない瞳の色にもどかしく、頭を横に振る)……報われた試しだと……?下らない?お前みたいなあまちゃんが言う言葉じゃないな……(ルックをわざと挑発して)さぁ……殺せよ?俺がこのまま死ねば、俺のこの想いはお前を裏切って永遠のものになる……。殺せよ?恋愛すらまともにできないのに、分かり合えるだなんて言葉、お前に言う資格はないさ……!(傷つける言葉しかいえない自分に苦しみ、その思いは雫となってポタリ、と、ルックの服に落ちていく)

ルック>……それこそ…アンタなんかに言われたくない……!!(ごぉ……と身体から風を巻き起こし、下から風の刃をフリックへ吹き付ける)下らない……下らないって言ってるんだよ……!!!アンタのその真剣さも……僕の、想いも……(自分に降る雫を認め、苦しげに顔を歪ませる)何で……なんだよ、何でそんな風になれる……?どうしてそこまで心を入れられるんだ……それにどうして……(流れる血に泣きそうな表情を一瞬だけ作りぐい……と、下から引き寄せてその唇に口付けをし)……僕は、アンタを殺せない……(ぎゅう……と抱き締める)

フリック>くぅっ……!(避ける暇もなく風の刃を受け、それでも口付けられ、抱きしめるその身体に腕を回して)……殺せば……いいじゃないか……そうしたら…もう、お前を苦しめる者はいなくなる……(低く、笑いたいが、痛みにそれを阻まれ)下らなくない……お前の想いは全然下らなくないじゃないか……(力の入らない腕で、それでも精一杯ルックを抱きしめて)ルック………(囁くようにその名を呼び、瞳を閉じる)

ルック>……下らないだろ…弱くする気持ちなんて…こんな感情は知らない方が良かった(苦く小さく呟く。ふと、その身体に感じる重さに怪訝に思い)……フリ…ック…?ねぇ……?(加減したはずなのに、力なく項垂れる彼を見て唇が戦慄き)……まさか、冗談……(身体を起こして顔を合わせ頬を撫でる。蒼白なその顔に指が振るえ)嫌だ……起きて、起きてよ……苦しくても良い…他に、動かせるもの、知らないんだ。アンタじゃなきゃ…苦しみすら、起こせないんだよ…?このまま置いていくなんて許さない…!!(全身の力で癒しの為の魔力を編んで暖かい風で彼を包み込む)

フリック>ん………(暖かな魔力に包まれてぼう、と閉じた瞳を開ける)……ルック……?(引いてゆく痛みに発動させている魔力の源を感じ、その腕にしっかりと彼を抱き寄せる)気……失ってたのか…俺……(かすれる声で笑い、情けないな、と呟く)やっと……つかまえた………(心地よい魔力の中で彼の全てに包み込まれているような気がして、安堵から血の足りないだるい身体を彼にすりよわせる)

ルック>本当に……呆れた馬鹿だよ……(声が聞こえ静かに安堵の溜息をついて)もう、良いよ……降参してあげる……アンタの馬鹿さ加減に張り合うのも、疲れた……(大人しく抱き締められ自らもその背に腕を回し、微妙な苦笑いを浮かべる)全く……こんなに振り回されたのは、初めてだ……

フリック>降参……?(言われることにわからず)………呆れた馬鹿……お前の口から、一体何度聞く言葉だろうな……(苦笑し、その肩に頭をおいて微笑してゆっくりと息を吐いて)振り回して、やったんだよ………(くすくすと笑って腕に力を込め)

ルック>……そう、降参…アンタのしぶとさとしつこさと馬鹿さと……真剣な想いに免じて、ね……(自分で言いながらくすり…と笑い)これが、好きかどうかなんてわからないけど……今の所、僕の心を動かせるのは……アンタだけ、みたいだよ……(落ち着いた表情で見つめて微笑し)これ以上は……もっと頑張って、引き出して見せなよ……(両手で顔を引き寄せ、啄ばむようにキスをする)

フリック>……それは……本当に光栄だな……(微笑みに柔らかく微笑み返し、キスを抵抗なく喜んで受ける)引き出して見せるさ……見たいんだ……もっとお前の……心が……だから見せてくれ……俺だけに…(ルックの首に腕を回し、自分から深く唇を合わせる)

ルック>(合わさる唇に吐息を深く交わらせ暫くその甘さを堪能してから離し)……ま…良いか、アンタにだけならね……見せてあげる。その代わり…覚悟してもらうよ?此処まで言った事…僕に、言わせた事を……覆したら…アンタを殺すなんて生ぬるい事じゃ済まないからね……(にっこりと微笑んでフリックの前髪を梳き瞼に口付けして)

フリック>殺されるより酷い事……?(瞼に振ってくる口付けに瞳をやんわりと閉じ、瞼の裏に消えた微笑に心奪われながらも夢見心地に笑う)それはよく理解しておくよ……。覚悟は、もうとうの昔にできてるしな……(くすくすと笑って髪を梳かれる心地よさにうっとりとしながら、瞳を開け、微笑を返して甘い吐息を吐く)

ルック>そう……覚悟出来てるなら良いけどね……僕もまだ…そんな手段に出たくないから(耳元に口を寄せ、くすぐる様にその吐息と吹きかける)……釘をさしておこうか?もし…今までの言葉を裏切るような事があったら……アンタの目の前で、僕が……―――(さらに顔を寄せて小さく彼のみに届く声で呟く)

ルック>この命を消すからね……

フリック>!!っ……(耳元で呟かれた言葉に一瞬目を見開き、苦しげに彼の身体をかき抱いて首を横に振る)……絶対……そんな事はさせない……させるもんか……。そのときは、俺も一緒に逝ってやる…。お前を追いかけて……(ぎゅう、ときつくその身体を抱きしめ、言われた言葉の重みに耐えようと震えてしまう身体をこらえようとする)

ルック>道連れなんて要らないけど……(くすくす…と楽しそうに笑って)まぁ……そうなってももう、僕は止めれないだろうから?勝手について来れば良いけどね……――それくらいの覚悟がいると言う事だよ……後悔してない?(回した手で優しく背を撫でながら、答えのわかっている問いをする)

フリック>一体誰が後悔するんだよ……?するわけがないだろう…?してたら、こんなにもお前を求めてなんかいない……(優しく背中を撫でられ、震えからふう、と息をついて)覚悟してるさ……。要らなくても、俺が道連れになりたいんだよ……。勝手について行くさ……。(笑って胸にすりより、顔を上にあげて唇を奪う)

ルック>……その気持ちが変わらない事を祈ってるよ。本当に…この、僕が……何をとち狂ったか知らないけど……(下から求める唇に深く重ね、舌を差し入れて口腔内を巡らせ)……捕まる事に…今、心地良さを感じてるなんて…ね(キスの合間に甘く囁く)

フリック>ん……(ルックによって深くなる口付けに自らも応えながら)お前が、お前でいるかぎり変わらないさ……。人をとち狂わせておいて……それはないだろう…?捕まえなきゃ、心が悲鳴あげそうだったんだよ……。(クスクスとキスの合間に笑い、自らも囁く)

ルック>(顔をずらして耳朶を甘噛みし)お互い狂ってるなら良いか……アンタに出会った時から決まってたのかもね……(笑い混じりで言い、指で首筋を擽って)ねぇ……身体、だるい……?(傷は塞いだものの激しい出血を思い出して何とはなしに聞く)

フリック>ん…?(首筋に這う指に気をとられ、聞かれる意味に暫し頭を巡らし)……大丈夫だとは思うけどな……(腕を上げてみて、そのだるさ加減を確かめ)それに……。俺が……もちそうにない(苦笑して、噛まれる感触に吐息を付き)

ルック>……気絶したら部屋に運ぶくらいはしてあげるよ…(そっとフリックの身体を地面に押し倒して)何……そんなに…飢えてるの……?(熱っぽい瞳を見とめて微笑し、赤黒く変色した上衣をはだける)……酷い、有様だよね……(びりびりに破けたそれを見て他人事のように言い)

フリック>そりゃ、酷くもなるさ……お前の魔力に晒されたんだからな(からかうように笑ってされるがままに冷たい地面に背をつける)……何日、お前に触れられない日が続いたと思っているんだ……?(切なく微笑し、その日々を思い出したのか少し顔を歪ませて笑い)気絶するほど……ここでするつもりか…?(とめる気はなく、おどけたように言う)

ルック>避けない方も避けない方だよ……僕だけの責任なの?(衣服の合間から見せた肌に指をつ……と、なぞらせて)さぁ…何日だったかな…数えてもいないけど……(自分は薄く微笑を浮かべたまま、さらりと感慨無く言い)此処じゃ嫌……?アンタの好きな…月も見えてるじゃない?あいにくと満月じゃないようだけど……(脱がしながら背と地面との間に布切れ状態のそれを入れて、直に地面に触れる部分を狭くさせる)

フリック>責任とはいってないぞ…?(笑ってなぞられる感触に擽ったそうに身体をすくめ)避けなかったのは俺なんだしな……。(つい、と空を見上げて月に魅入り)そうだな……。今日も綺麗だ……(ひそやかに笑って月を見上げ続け)いや、此処でいい……。と、そのかわり、声だせ、とは言うなよ…?(野外ということに先に釘をさしておく)

ルック>(顔を胸に降ろし掛かる髪でくすぐりながらちゅ…と、赤い痕を残す)……傷ついた分は治したんだから…文句を言われる筋合いもないけどね……僕の方も、移動する余裕が無い……ただ、声を抑えられるのは面白くないかな(胸の突起を舌先で舐めてかり…と、優しく噛む)

フリック>もん、く…なんて言わない…さ……(胸に与えられる刺激に背中を引きつらせ、唇を少し噛み締める)ふ……しょうがないだろう?寝静まっていない酒場の奴らに聞かせろって言うのか……?(くしゃり、と自分の胸に降りているルックの頭に手を差し入れ、その柔らかな髪の感触を楽しむ)

ルック>耐えるところを見るのも良いけど……今日は、アンタの声……聞きたいんだ……聞かせてよ?(指でヌメリを与えた突起を弄りながら、見上げじぃ……と見つめて)いいじゃない……どうせ、誰かなんてわからないさ…(触れるか触れないか位の微妙な間隔で脇腹をもう片方の手ですぅ…っと撫でる)

フリック>そ、んな、……簡単に言うなよ……(困ったように見つめる視線に視線を合わせ)聞かせてやりたいけど……。はっ……(胸の強い刺激と脇腹にわずかに来る感覚に眉根をよせ、切なげに視線を合わせたままのルックをみつめ、根負けしたように溜息をついて瞳を閉じる)……どうなっても俺は知らないからな……。目一杯、聞かせてやるよ…。嫌って位……。

ルック>確認しに来るような野暮なのが居たら……僕が後で口封じとくから(閉じた瞳に首を伸ばして軽くキスをし、さらりと言ってのけ)……どちらにしろ……我慢なんて出来ないと思うけど、ね……(くすぐる手つきのまま後ろに回し背骨から双丘にかけて撫でる)良い声で鳴かせてあげるよ……(再び顔を下げ唾液を擦り付けながら降りて行く)

フリック>んんっ……あんま、物騒な事はっ……はぁ……(一旦瞳を開け、ルックを嗜めようとするが、身体に灯される快楽の炎に邪魔され、再び目を閉じて浅く息を繰り返す)お手柔らかに……頼むぜ……(何に、とはいわずに、それだけを口にし、後は小さく息をついて喘ぐ)

ルック>(耳に届く心地良い声に満足げに笑みを浮かべ)……手加減なんか出来ないよ、今日は……アンタの体力も構ってやらない(引き締まった腹を唇が通り過ぎ、前だけ広げたズボンの中に手を入れてフリックの中心を探り当て、先端だけ外に晒してペロ…と舐める)

フリック>ちょっ……とは手加減……しろよ……。(閉じた目をあけてその言葉が意味するところに体が寒さとは違う震えに震える)もう、……大分ないんだけど……な……!ふっ……ぁ……(苦笑し、すぐに探り当てられたモノを舐められるその湿った感触に身体を強張らせる)

ルック>……受け止めてくれる、よね?余裕の無い僕なんて……そうそう見れるもんじゃないよ……(くすくすと情に濡れた瞳で笑い乾いた唇を舐めて)そうさせたのはアンタだからね?……こっちは、責任取ってもらわなきゃ……(舌先を尖らせて先端にこじ入れるようになぞる、手はズボンを徐々にずり下げていき、膝の辺りまで下ろす)

フリック>お前もやっぱりもたなかったんじゃないか……(クスクスと快楽に潤んだ目をうっとりと見ながら笑って)あまり……動いてやれないけど……それでも、いいなら……お前の好きなようにしてくれよ……?(下半身の衣服を脱がされ、今度は肌寒さに震えるが、それも全て中心への愛撫に意識を集中させられ、耐え切れない声を掠れさせながらも上げて自らも瞳を潤ませる)

ルック>……同じだよ…触れたかったのは…アンタだけじゃない(少し口をずらして熱い吐息で言い)変な事で擦れ違いさえしなければ、こんな事はなかったのにね……あぁ、良いよ……全部、シてあげるから…気を失わないようにだけ、体力コントロールしてね?(艶然と笑みソレの先の部分を口に含ませて中で舌でぞろりと舐め上げ)

フリック>それはそ……っんぁっ……!そっ…ちは…!いいから……(力の入らない手で何とか制止させようとルックの髪に指をさしいれ)…ふ……体力、もたないから……そっち、やらなくて、も、いい……(はぁ、と溜息をつくように息をついて淫らに笑い)ルック……駄目か……?

ルック>(聞こえる言葉に動作をやめて顔を上げ)……わかった…僕も早く……欲しいから……ね(掠れた、明らかに欲情した声で呟くと顔を更に下に下げて奥の蕾へと寄せ、唾液で湿らせた舌で円を描くようになぞる)

フリック>うんっ……ぁっ……ふぁぁっ……(じわり、と下から湧き上がってくるねっとりとした快楽に首をゆるゆると振り力の抜け切った身体をわずかに捩じらせる)っ……ア……、くぅぅ……(締め切らない口から漏れる自分の声に顔を赤らめ、それでもとまらない嬌声に神経が焼き切れてゆく)

ルック>(惜しみなく響く甘い声に自らの感覚を高めながら、くちゅくちゅと濡れた音をさせ、ひき付く陰口に指を2本挿しいれる)良い声……僕が上げさせてると思うと、気分が良いよ……(寛げるように指を広げ動かす)

フリック>お、前以外に……あげさせる…ンン…奴なんていないじゃないか……ぅあ……(自らの指を噛み締め、快楽を耐えようとするが逆に耐えるために噛み締める指の為にあく隙間から漏れる嬌声はますます大きくなってゆく)ふぅぅ……く……ひぅ……

ルック>そういう意味じゃなくて……僕の行動、1つで喘ぐ様が……楽しいね……って言ってるの……馬鹿、耐えないで……って言ったでしょ?(指はそのままに身体をずり上げて開いた手で自ら噛む手を外させ)もう限界そう……?(緩みつつある内部にフリックの快感を知り)

フリック>っあ……(外された指を物欲しげに見やり)……聞くなよ……?わかってるクセに……。(はぁ、と自分の中に感じるルックの指の形を確かめるように内壁が動くのを感じて頬を赤らめ)もたないって、いったろ……?触れられる箇所全部……熱いんだ……ァ…も……指……抜いて……でないと……(潤みきった目で懇願し、ルック自身をねだる)

ルック>一応、確認しておこうかと思って……(ずる……とそこから指を引き抜いてペロ……と舐め、微笑む)もっと慣らした方が良いんだろうけどね……そんなに言うなら……あげる、よ…(左手で既に充分に熱くなった自身を引き摺り出し、先端をあててフリックの片足を右手で押さえると一気にソレを奥まで挿入させる)

フリック>ああっ……!(奥まで質量のある熱いモノが内壁を押し広げて侵入してくる衝撃に耐え切れず、一際高く声を放って背をひきつらせる)はぁっ……も、っゆっく…り……んぁっ!こんな……あぁ……くる……気が……あぅ……(もう回らなくなった舌で喘ぎと呟きしか言えずにただ強すぎた甘い衝撃に耐え忍ぶ)

ルック>………(全部含ませてふぅ……と、長く息を吐いて)…ゆ…っくり、やったらアンタが困るんじゃ、無いの?……ホラ…今にもイきそうじゃない………(熱く絡みつく中襞にくす…と笑い手を伸ばして喘ぎに開く、フリックの口へ指を含ませ)…じゃあ、要望通り……シてあげようか……?(殊更にゆっくりと締める内部を擦りながら自身を引き抜く)

フリック>ふああっ……!あっ…!ひぁっ………!(ゆっくりと内壁を引きずって抜かれる感触にいわれのない快楽が背中を走る)くううっ……こ、……ヤぁ……(耐え切れない快楽に頭を振って瞳をぎゅ、と閉じ、含まされた指をかみ締める力すらなくしどどにだらしなく口をあけて嬌声を放つ)

ルック>(構わずに指先で当たる湿った舌を擽り唾液を指に絡ませ)……ん…、入口…凄い締まってるね……びくびく、蠢いてる…(やわやわと挿入を誘うその部分をカリの部分で何度か擦り広げる。流れる自身の先走液が其処に擦り付けられ卑猥な音を生み出した)

フリック>!!あゥっ……!(広げられる入り口に高く声を放つ)言……う…なぁ…っ…!あぁっん……(ぐちゅぎちゅと聴覚にまで神経を侵され思考が極彩色で塗りつぶされてゆく)

ルック>(ずちゅ…と、流れる液を埋め込みながら今度は内部を味わうように肉を徐々にかき分けて挿入する)……言われると…興奮、するでしょ……?だって……アンタの中がそう、言ってるもの……(根元まで深く挿入し近づいた感じ入った顔を楽しげに見つめ、ちらちらと見える舌に自分の舌を伸ばして柔らかい感触を味わう)

フリック>〜っ!っは!……ァァ……!(逆流する愛液が内壁とルックのモノとの間を滑らせ、抽送を助けるが快楽のセーブには至らず、喘ぐだけ声を上げて自分を蹂躙する少年にしがみつく)アゥん……ふっ……ひゅう……(口付けに夢中になりながらも、深く繋がっているそこが自分の管理得ないところでじわじわと蠢くのを感じ恥じ入るがそれすらも快楽として身体は感知してしまう)

ルック>……は、ぁ……も、駄目……動くよ(フリックの痴態に煽られて欲を孕ませた声で囁き、絡めた唾液をこく…と嚥下し軽くキスをする)……ん…(腰を両手で掴み整えるように息をつくと、脈打つ熱の塊を何度も抜き差しする)

フリック>!!!っふあっ……!あっアッ……!!(揺さぶられる身体を止めることも押さえることも出来ずになすがままに揺らされ、打ち付けられる熱の塊に翻弄されて声を上げてゆく)ハっ……くぅんっ……!アぁっ…だ、駄目……!るっ……!ふぁっ……!お、おかしく、おかしくなっ……!

ルック>狂……ってるって、言ってるだろ……?(掠れた声で言い、はぁはぁ……と激しく呼吸を繰り返しながら先の固い部分で柔肉を抉るように抽挿を繰り返し)……理性なんて……もう、無い、よ……(足をぐ…と、フリックの胸に付くくらい押し曲げ快感を追う為だけに腰を打つ。結合部から溢れる液がぽとぽとと、流れ落ちる)

フリック>こ……な、こんなのっ……ひぅっ……!(苦しい体制を強いられているのもかかわらず、変わらず体はルックの施す激しい抽送に血肉躍らせ、沸騰しそうなほどの思考回路はもう停止寸前まで行き、届く声もあやふやになる)アッアッアッ……!ッル…ふあああっ……っイっ……うぅっ……!(下の口からも、上の口からもだらしなく端から流れる液を気にとめる余裕すらなかった)

ルック>気持ち……良いだろ……?僕も、イイよ……凄く熱くて…蕩けそうだ……(ドクドクと脈動する欲望が自らも感じている事を伝え)……フリ……ック…(汗が瞳に流れ見る表情が霞む、一度頭を振るってソレを飛び散らすと、く…と角度を変えて内部から前立腺を刺激する)

フリック>あつ…熱い……も……ルックぅ……ふぁ!(ルックの言葉に必死に応えようとするが、呂律の回らない舌と下から湧き上がる激しい波に攫われてどうすることもできずにただ喘ぐばかりで)アアっ!……イヤ…もっ……溶け…とける……フゥっ……ぁんっ……!

ルック>(しきりと紡がれる蕩けるような甘い声が脳内に染み渡る。擦る中襞から伝う快楽に頭は霞みがかったようになり)……ぅ…く……フリ…ック…(熱い、喘ぎにも似た声で名を愛おしげに呼んだ後、考えれるのはただ共に昇りつめる事だけで、狂ったように激しく単純な抽挿を繰り返す。内部は摩擦で融けるくらいの熱を生み出している)

フリック>あ〜っ!…あぁっ!!(ますます激しくなる抽送に極彩色の思考は真っ白なペンキをぶちまけられたように白紙へとその色を変えて)……ルックっ…ルックぅ……アアッ……!!(言葉足らずに愛しいその名を呼び続けて高みへと上り詰めてゆく)

ルック>………っ…く…(きゅう…と締まりつつある内部に自らも快感を昇らせ、ずく…っ…と深く深く沈みこませ腰を密着させる)………っ…ぁ…フリック…っ…(息を飲んで小さく身体を痙攣させ、最奥へ勢い良く熱い精液を放つ)ハ……ぁ…(ぎゅう…とその身体を抱き締めて感じ入った吐息を漏らし)

フリック>あう!!!(最奥に迸る熱い愛液を感じながら自らも快楽を解き放ち、内壁にこもる力を抜いて脱力する)っ……はぁっ………ァ……ルック……(中に挿入されたままのルックに抱きしめられ、内壁がやんわりと動くのを叱咤しながらなるべく力を抜き、冷たい地面に背をおろす)

ルック>………(吐精するフリックのモノを掴んで搾り出すように下から扱き、白濁した大量の液を指に絡ませ)……まだ、足りない……?(肩で息をしながら絡みつく襞にくす…と笑い、少しだけ腰を揺すって愛液をぐちゅぐちゅと溢れさせる)

フリック>ヤ、やめっ…!ふぁっ…!(感じてしまう自分の身体を恨めしく思いながら)あっ……ば、馬鹿……そんなことしたら……っふっ!(身体を震わせて溢れる愛液の感触に耐える)

ルック>ホント……飢えてるって感じ、だよね……人の事は言えないかも知れないけど……?(未だ消えない欲の色を滲ませてくすくす笑い)……出来る……?まだ…元気そうだけど……(ふるふると震えるフリック自身の熱さを手に感じ)これ以上やったら、本当に跳んじゃうかな……

フリック>う…。飢えてるいうなよ……あまり、…自信はない…(苦々しく笑って)イった途端にバタン、な事になるかも…な(ルックに触れられて熱くなりかける自身に深く息を吐いて冷静さを取り戻そうとするが、いまだ内壁は余韻のように蠢きをやめず、フリックは自分の身の欲深さに盲目する)本当に……キリがないな……ふ……まだ、付き合ってくれるって言うのか……?(自嘲の笑みを浮かべるが、する、とルックを引き寄せて深くなる結合に耐えながら耳元で囁き)

ルック>それだけ欲してくれてるんだろ?……あぁ…別に何時、気を失っても良いけど………あんまり酷使させると、後が大変だから…ね(微笑んで予告無く、ずる…と、自身を引き抜く)……今夜出来なくなったら困るから?今は此処までで我慢、しようか…?(諭すように少しばかり頭を擡げたフリックのモノの先端をぴん、と指で弾き)

フリック>っ…ば、馬鹿……弾くなっ……まだ…感覚が元にもどってないんだぞ……(突然抜かれた楔の所在のなさに内壁が収縮をくりかえし、同時にルックに弾かれた先端に刺激に顔を顰めて自分の身を抱きしめる)今夜……それまでには、体力、回復してるだろうかな……?(我慢、の言葉にくすりと笑う)

ルック>ふふ…刺激しちゃった……?…ゴメンね?(ちっとも悪く思っていない口調で笑いながら言い)……大丈夫だろ……アンタ、もともとの体力だけはあるんだから…回復しないと辛いよねぇ……?(どっちにしろ止める気は無いらしい)

フリック>刺激しちゃったじゃないだろう……?(汗)体力はあっても、血は人並みしかないと思うんだが…?(苦笑)

ルック>……血の出来る食事をするとか……?(もっともらしい意見を述べてみる)

フリック>…?血のできる食事…?(考え込み)

ルック>月並みなところで……レバーとか?

フリック>うう…レバー……か……(汗)

ルック>……何…嫌いなの??(顰めた表情を見とめ)

フリック>嫌いというか…苦手なんだよ(汗)

ルック>同じ事じゃない……?まぁ……くせはあると思うけど…子供みたい、だね……(くす)

フリック>う……そういう、お前はどうなんだよ…?(ちら、と見て)

ルック>僕……?好き嫌いなんて無いよ?……というか、何を食べても同じ……(食事に拘りはないらしく、ただの栄養摂取だと思っている)

フリック>好きなものの方が多いんだけどな……、レバーは……駄目なんだよな……(溜息をついて)

ルック>……他に鉄分の多いもの……??ほうれん草とか?(しょうがないな…という感じを匂わせ)

フリック>ああ、、それなら大丈夫だ(笑)野菜類は好きなほうだしな(安心しきった顔で(笑))

ルック>そんなに早く血になるわけないだろう……本気にしてるの?(やれやれ……と小馬鹿にした顔(爆))

フリック>そんな風に思ってはいないが……気休めにはなるだろ?レバーはすぐ血になるってよく言われたけどな……(顔しかめ、レバーを想像する)

ルック>消化して吸収するまでに半日で出来るもの……?あぁ…そうなんだ、レバーの方が早いんならやっぱり、そっちかな……食べれるだろ?(にっこり)

フリック>ううう……(汗)食べられるが……(苦悩)あの生臭さがいやなんだよ…。(子供のように(笑))

ルック>誰も刺身で食べろなんて言ってないだろ……(溜息)火を通したらだいぶマシになるんじゃない?それに……僕の為でも、食べれないワケ?(微笑)

フリック>刺身なんて食べられるわけないだろ?!(恐怖)ぐっ……というか、これって俺の体力というか、血の気を回復するためだろ〜?(冷や汗)

ルック>……何の為に体力回復するんだっけ……?(にこぉ…と、口元を吊り上げ)

フリック>………今夜の、為……(語尾は小さく(笑))

ルック>ひいては僕の為にもなるかな……?(くすくす)

フリック>……ううう……(言い返せない(笑))

ルック>吐くほど嫌いならしょうがないけど……口に出来るんだったら、食べなよね?(有無を言わさない強い口調(笑))

フリック>吐きはしないが……(汗)匂いが残ってたら嫌……だ、な……(だんだん小さく(笑))

ルック>……………(それは自分も嫌だな、と思考中(笑))先に牛乳でも飲めば……?(それは違う)

フリック>とりあえず……ハイヨーにいい方法聞いてくるか……(自分でも体力は回復させたいらしい(笑))

ルック>素直にホウアンのとこにでも行けば?……事情を話してさ……?(にこ)

フリック>事情……?どう言えっていうんだよ…?(おそるおそる)

ルック>そのまま、有りの侭を話したら良いんじゃない?(しれ)

フリック>あ、ありのままぁ?!(汗)

ルック>……包み隠さず僕が話してやろうか?(意地悪げに笑い)

フリック>な…何をどう話す気なんだよ……(たじろぎつつ(笑))

ルック>今ここで言えって言うの?………痴話喧嘩のあげくアンタが泣きだ……(つらつらと話し始めようとする(笑))

フリック>うわっ!わー!わー!わー!(ルックの口押さえ(爆))わかった!ここで言わなくていい!ていうか、ホウアンのとこでも言うな!!!

ルック>…ぐ……(押さえられ(笑))……ったく、我侭なんだから……(やれやれ(爆))

フリック>これは我侭とか言う問題じゃないだろうが!(汗)

ルック>……その辺の魔物と戦って負傷したとでも言えば?(ちょっと面倒くさくなってきたらしく溜息(爆))

フリック>まぁ…それが一番妥当だろうな……。(ぶつぶつと考え込み)

ルック>考えればすぐにわかる嘘だけどね……(ぽつり)

フリック>な、なんでだよ・・・?(不思議そうに首かしげ)

ルック>……それだけ血がなくなるような負傷を……戦闘に出て行った帰りだったら誰にも目撃されないわけ無いだろ?

フリック>あ…(そうか、と舌打ちして(笑))…だぁ!どうすればいいんだよ……。(脱力し、ふう、と息をついて)

ルック>……まぁ…今、それだけ元気があるなら大丈夫さ……(くすくすと笑い)……そろそろ、行こうか?寝てれば少しは回復するだろ……?

フリック>……寝ているだけでは無理かな……?(ふう、と下にひいている服に手を通し)

ルック>いいよ…もう、そんなの身に付けなくて(ぼろ雑巾のようなそれらを見て苦笑)直接、アンタの部屋に送ってあげるから……

フリック>悪いな…(苦笑し)と、これってお礼を言うべきなのか?(苦笑)

ルック>……細かい事は気にしない(手を差し伸べて引き上げ、フリックを立たせてやる)

フリック>っ……(感触に顔を顰め(笑))……早目に、送ってもらえないか…?た、っているの、辛いかもしれん(苦笑)

ルック>あぁ……(それの正体にくす……と微笑して)部屋に戻ったら……ちゃんと処理してあげるね……?(支えるように抱き締めて耳元で囁き)

フリック>………できれば、自分でやらせては……貰えない、よな……(苦笑)

ルック>自分でやるの……?それを見てるのも良いけど……(くく…と喉で笑って)……大丈夫、任せておいてくれれば……アンタは寝てるだけで良いよ……じゃあ行くよ?しっかり…捕まってね(背に腕を回し魔力を身体に満たし始める)

フリック>……(自分でやるのとどちらがいいか考え(笑))……もう、全部任せるさ……(諦めたように体力のない身体をルックによりかからせる)

ルック>……それで良いんだよ……(項垂れるフリックににっこりと微笑み、ふ…っ…と、転移魔法を発動しその場から風に消えた)


つじつま合わせに文を足してます(爆)実は間に喧嘩への布石ログがあるんですが、まとまってないので載せてません。しかし楽しかった…うちの根底にあるテーマなので(笑)不覚にも切なくて、ルックに同調して泣きそうでした(←駄目過ぎ)この荒んだ流れにも関わらず最後良くあれだけ甘くなるもんだ…(笑)

<お相手様のコメント(笑)>

続き、ですね(笑)うちのは超が付くほど鈍感なので(爆)何にしろ、血だらけになって頑張ってるフリックは凄いです(笑)矢印が思いっきり三つか四つくらいはルック様に向いているのがうちのフリックなんだと今回実感させられました(笑)

鈍感にしては頑張ってくれたよね(笑)最後の方は公開の場だったのでごまかしログなんですが、何気に可愛くって好き(笑)

 

BACK→