ルック>………。(無言で入り、ベッドに腰をかける)
ルック>…あの低級モンスター…。(ずるずるとシーツごとベットからずり落ちる)今度会ったら必ず殺してやる…。(はあ、と大きく息をつき、化膿してどす黒い血で凝り固まっている腕に癒しの風を送る)
ルック>…?(傷口がいえたはずなのに、けだるく残る体の熱にと異変に気づく)っ………
ルック>…解毒剤が……今から作っても遅い…だろうね、これは。(身体の中で暴れだすうねりにため息をつき、嫌そうに首を振った。)部屋まで…。(紋章の力を発動させようとして、更に暑く燃え上がった身体にその発動が妨げられる)ッ…無駄、というわけ、か。
ルック>……。(重たい腕をのろのろと服に伸ばし、するり、と腰紐を取り去る)
……ここでトウタが偶然入室してくる。苦しげなルックにトウタが治療しようとするがルックはそれを拒み、暫くのやりとりの後トウタは心配そうに帰っていった。だが、傷が癒されたはずのルックの身体は何かの効果が残っていて――
ルック>はぁ…。(大きく息をつき、高鳴る心臓を静めようと何度も深く深呼吸をするが、しかし、一向に収まらないからだの熱に苛立ちすら感じてくる)
フリック>……(医務室の戸に手をかけて少し開き)今のトウタ……か?(廊下の向こう側を走って消えていく影を見て)
ルック>!!(二度目の侵入者に神経を尖らせるが、かかる声に大きくベットに身を沈ませる)あんたか…。
フリック>もう少し早く来れば氷枕でも作ってもらえたかもな……(軽く吐息を付き首にタオルをかけて、Tシャツ綿ズボンの風呂上りの格好で部屋に入って来る)……っ…ルック……?(聞き覚えのある声と、まだ人が居たことに驚いた声を上げ)
ルック>あんたも、いつもながら本当にタイミングがいいよね…。トウタ、はわかるにしても…。(苦笑し、身を起こしてベットのへりに腰掛ける)そうだ…。あんたに手伝って貰おうか…?
フリック>……??俺はタイミングが悪かったけどな……(意味がわからない、とういうように苦笑し氷があるだろう保冷庫の側に歩いて行く)……手伝う?何をだよ…そう言えばベッドなんかに寝て、具合が悪いのか?(タオルに包んだ氷を持って振り返り)
ルック>そうだね…あんたなら、遠慮はいらないし…。(フリックの言葉には耳も貸さず、笑みを浮かべてフリックに近づく)手伝うって言うのは…こういうことだよ…。(ぐい、とフリックの頭を強引にひっぱり、振り向きざまのフリックに深く口付ける)
フリック>遠慮…って……!?(音も無く背後を取られた事と、突然の行為に目を見開き驚愕の表情を浮かべ)……ん…(遠慮無く進入するものに眉を寄せ氷を床へ落とす)……は、何…するんだ…っ(暫く後我に帰ってルックの肩を掴んでその身体を離し)
ルック>何って…?ナニに決まってるだろう?(不敵に笑って紋章を発動させる)とりあえずは、眠ってもらうよ…。どうせ、この後眠るつもりなんだろう…?(くすくすと笑い、眠りの風を発動させる)
フリック>ナ…ニ……って…(露骨な言い様に流石に声の動揺が隠せず)……え?(急にぐらりと歪む世界に目の焦点が彷徨い)ちょ…っと、待て……ル…ック…(掴んだ手がずり下がって行きそのまま床へ倒れ込む)
ルック>こんな所に来たあんたが悪いんだよ…。(ずるずると倒れこんだフリックを背に担ぎ、一番近い、先ほど自分が寝ていたベットに横たわらせ、フリックの両腕を頭の上で交差させる。羽織っているTシャツを縛った手首まで脱がせると、解いた自分の紐でベットの桟にしっかりと固定する)意識は…ないと、やはりつまらないかな…?(楽しげに微笑み、ゆっくりと綿のズボンを下着ごと脱がせてその主張していない本体と共に眠る半身を強く握った)
フリック>……(無理矢理に深く沈み込まされた意識に自分の置かれている状況も知らず静かな寝息を立てている、肌に空気が触れる感触に小さく身じろぎし)……ん…(夢でも見ているのか…触れられる行為に無意識に吐息を付き)
ルック>意識なくても…感じるモンなんだね…(冷笑を浮かべ、更に強く上下に摩擦を加える。その一方でもう片方の手で彼の小さな胸の突起をさすり、刺激に反応してたちあがるそれを押しつぶす)あんただからかな…。(顔に刻んだ笑みがフリックの顔を凝視する)
フリック>……ふ…ぁ…(確信を持ってくる愛撫に無意識ゆえの無防備さで自然と声が漏れ)……やめ………(虚ろに見る夢から逃れようとしているのか顔を横に背け、そこで初めて僅かにだか覚醒し細く目を開ける)……?(状況が掴めないと言った顔でぼうっとし)
ルック>ああ、やっと起きたんだ。(状況の掴めていないフリックの唇を塞ぎ、思う様その口内を味わう)…(その合間にも摩擦を加える手を緩めず、親指を先端の割れ目に爪を立てるようにくいこませた)
フリック>…ん…ぅ……(寝ぼけた思考のままに深く口付けをされて息を吸う事さえ侭ならず)……っ!!(苦しさにやっとはっきりした頭で見た光景に息を呑み、加えてその急な刺激にびくん…と身体が大きく跳ねる)……や…めろ、何してるんだ…っ(緩まない手に必死に顔をずらして抗議を口に出し)
ルック>ナニって…さっきもいっただろう?この状況でわからないとでも?(口付けを外されたことには何も言わず、冷笑をはりつけたまま喉の奥からくつくつと低く笑う)こんなにここを濡らしてやめろ、とはいい身分だね…?(食い込ませた親指の奥からにじみ出る透明な液にチラリと視線を送り、更にそれを先端に塗りたくるように親指を蠢かす)あんたも楽しんでやれるようにしてるんだ。感謝して欲しい位だよ…
フリック>……なっ…俺…は、何も……了承してないだ…ろ!?(勝手な事を言うルックにぎり…と歯噛みして睨みつけ)…や…やめろって…言って…っ…く…ぅ(見せびらかすようなその液体を視線を逸らして視界から消し、懸命に湧き上がる衝動を押さえようと唇を噛み)
ルック>ああ、そうだったね。でも、身体がイイっていってるのは…?(カリの部分をひっかくように爪を立て、親指を溢れ出る液をせき止める栓のように割れ目に押さえつけ、震える半身を強く上下に招く)先に、イッちゃいなよ…。後の為にも、ね…(呟き、もう片方の手もフリックの半身に添え、そのまま小袋とともに強く揉みしだく)
フリック>そんな…のは、生理現…象……っ…あ…っ……(性急に促される快感に体内の熱を逃がそうと大きく息を吐き)嫌…だ、こんな…一方…的に……っ(意思と関係なく昇されようとする事実に屈辱に悔しげな光を瞳に現し、耐える)
ルック>一方的?生理現象?こんなに感じて、委ねているのに?(クスクスと笑いながら、達しようとするフリックの半身から手を引き、液に濡れた手を後ろへ滑り込ませる)もし、一方的なら、ここは抵抗するよね…?(ベトベトに濡れた指で熱くて狭い入り口をひっかくようにつつく。足を抱えて膝が胸までつく位に折り曲げさせ、あらわになったソコに湿った中指を突き入れる。)
フリック>……(手が離され一旦快感の波が遠ざかり、疼きを感じながらもほっと安堵するが)…な……(羞恥を煽られるその格好に顔が歪む)……っやめ…あ…っぁ…(体制を戻そうと足に力を入れるが突き入れられた指に翻弄され、しかし押し戻す事もなく内壁がそれを無意識に中へと導こうとする)
ルック>ほら…入った…(さしたる抵抗もなくすんなり入る指にほくそ笑む)見える?中指、根元まで…。抵抗、しないね…。イイなら、イイって、言えば?(湿り気がたりない蕾に唾液をたらし、フリックに聞こえるようにグチュグチュと音をたたせる)それとも、こんなのじゃ、生ぬるい、とか?(突き入れた指を中で折り曲げ、腸壁を無理やり広げると、人差し指、薬指を次々と指し入れる)
フリック>………く…っ(内面から擦られる感覚にぞくりと快感が背を走りぬけ)…仕方無い、だ…ろ!!さ、触られて……反応…するのは……ぁっ(耳に響く音を掻き消そうと否定の叫びを喉から発し)…い…っ…痛……(多く含まれる指にさすがに苦痛の声が漏れそれから逃れようと腰が僅ずつ引ける)
ルック>反応?普通の男がこんなトコに指つっこまれて反応するって?まだそんな口たたけるんだ…(貼り付けた笑み一層冷たく凍らせ)じゃあ、その口すらきけなくしてあげる…。(ずるり、と指を全て引き抜くと、先ほどからいきり立った自身を容赦なく打ち込む)…狭いな…でも、いいよ…(冷笑が、少しだけ緩む。無理やりねじ込んで全てを中に収めるとすぐに抽送を開始する)
フリック>……!!?…あっっ!…ぅ…あぁぁ……っ!!(今までとは比べようもない圧迫に、引き攣った絶叫が辺りに響き)…ふ…く…ぁ……あ、あ…(犯される内部の苦しさにびくびくと、身体が痙攣するように小刻みに震えながらも少しでも和らげようと動きに合わせて腰が揺らめく)
ルック>いい声だね…イイよ…もっと…聞かせてよ…。(身体を駆け巡る熱に浮かされるように抽送が徐々に激しくなってゆく)あんたも感じてるんだろ…?こんなに腰、動いて…。イイなら、イイっていいなよ…。こんなに頬張って喜んで…。最高だよあんた…。(とろけそうな微笑でフリックの頬に口付ける。その行為によって更に深くルックの剣がフリックの中に突き刺さり、二人の体重でベットが軋む)
フリック>は…ぁ……っあ、く…ぅ………(吐きそうになるような痛みと、挿入で生み出される快楽のギャップに頭が朦朧とし声が甘くなるのを止められず)……う、ん……ん…(それでも残る理性でルックの言葉に、頭を振る事で否定し続け唇から逃げる)
ルック>逃げられないよ…。(頭を振って自分を否定するフリックに笑い)感じなよ…。もっと、めちゃくちゃに…。(奥の奥まで突き入れては抜けるギリギリまではずして体重を掛けて突き入れる。そんなことを何度もくりかえし、限界に近づく身体を更に追いたたせる)…イクよ…?
フリック>や……あ…ふぁ…っ…ア…(熱い塊に幾度も擦られ焼き切れそうな脳は考える行為を諦め)……俺、も…イ…(涙の滲んだ浮かされた瞳でルックを請うように見つめる。限界が近い2人の間で揺れる自分の欲は痛い程に張り詰め、先端から溢れる液が結合部分へと伝い落ち)
ルック>ふふ…。(一旦深く自身を埋め、ゆるゆると、その合間にあるフリックの半身に手を伸ばす)イイ子だね…。イカせて…あげるよ…。(熱く脈打つ楔を何度も何度も激しく打ちつけ、一気に頂点へと上ってゆく。その間にフリックのものに添えた手もともに上下に摩擦を繰り返す)………くっ!…(しなるフリックの剣の状態を見計らい、強くその割れ目に指を突きたてそして深く奥まで彼を穿ち、頂点を迎える)
フリック>あ…ぁ…っ…ふ…ぁ(揺さぶられる動きと追い上げられる手の動きに、共に昇ろうと中の収縮を繰り返し)ん…っ……っく…ア…ぁ…っっ!!(最奥に放たれる熱いモノに首を仰け反らせ、我慢されていた精を吐精しルックの衣服を汚すと解放の瞬間に内部がぎゅう…と中を締めつける)…は…ぁ、はぁ……(荒く呼吸を繰り返し解放された事で、強張っていた力が抜ける)
ルック>ふっ…(熱いものをフリックの中に迸らせ、暫く動かずにその激流が治まるのを待つ。)………ふぅ。(全てを注ぎ込み、ずる、と自身を抜き出すと上げさせていた両足を下ろす)…思ったより、楽しんだね…あんた(からかうように、笑って言う)
フリック>……ぅ…(抜かれる感触に身体が瞬間震える。不自然な体位から降ろされた足にほっと安堵し)……お、まえ……な(まだ整えれない息でぜいぜい、言いながら何とか声を振り絞り)…本気で、勝手な……やつだな。大体…具合が悪くて、此処に居たんじゃないのか……(未だ拘束された固く動かない手をぐいっと引っ張りながら、目で外せ、と訴え)
ルック>具合?誰が悪いって?(フリックの視線をあえて無視し)…ああ、確かに、ね。不覚にも敵にやられた、わけだし。だから、手伝って貰っただろ?これを。(軽く衣服を整え、ベットから降りてフリックを見下ろす)いい景観だね。皆に見せたいくらいだ(意地の悪い笑みを貼り付け、くい、と顎を掴んで顔を自分にむけさせる)
フリック>……どうしてこれが、手伝う事になるんだ…(腑に落ちないと言う顔付きでルックの動作を目で追い)……おい…冗談はよせ…よ?(笑えない内容に口元が引き攣り)……いいから、外せ。いい加減…腕が痛いんだ…(しっかりと視線を合わせ真面目にそう言う)
ルック>どうして?いい眺めだよ?あんたに懸想してる、あの女、なんだっけ?ニナ?あれなんかに見せてやったら喜ぶんじゃない?(にやにやと笑い、つい、と顎から手を引く)その紐、あげるからいっそこのまま休んでホウアンかトウタにでも世話になったら?
フリック>……な…っ(完全な揶揄いにさっと顔に朱が走り)………ま、待て……っ…待てって……(抗議の言葉を言おうとするが離れる気配に慌てて)……本気じゃ、ないよな?(恐ろしい提案に青ざめ、ルックの表情を窺う)
ルック>どうかな?いい考えだと思うんだけど。…本気で。(思案するように考え)いい眺めだし、一人で楽しむにはもったいないでしょ?(にこやかに笑い、フリックを見下ろす)
フリック>―――……(その笑顔に冗談じゃない事を確信し)……いや、こんなの……見せられても…ホウアンとか困ると思うぞ……?(何とか踏み止まらせようと思いを巡らせ)……大体、勝手にされてるのは俺だって言うのに……(考えているうちに怒りが彷彿としてきたらしいく眉間に皺が寄り)
ルック>困る?どうして?(本気で不思議そうに首をひねり)勝手にされてるっていっても、あんたも随分喜んだしね。手伝いなんだから、いいじゃないか。(紋章を発動させ、その手に物体を召喚する)じゃあ、記念に皆にはこれで我慢してもらう?(そういうと、手にした物体から一陣のフラッシュがあたりを何回か包む)
フリック>……だ、誰が楽しんだって…!?言いがかりを……っ(眩しい光に目が眩み、何度か瞬きをし)……な…?(チカチカする目でルックの手元を見て)…〜〜〜!?!……お前!!何てものを……!!!(それの正体を知り動かない手の変わりに腕がワナワナと震え)
ルック>ああ、これ?ジュッポからね。拝借したから。現像したらあんたにも記念にやるよ。それとも、あのニナって奴に送る?他は?熊とか。(いまだパシャパシャとフラッシュをたき、満足したのか、物体を転送してフリックに近づき、腰紐をとる)あ、片付け、したかったらどうぞ。それじゃ、お先に。(そうい言い残すと、紋章の光が身体を包み、そのまま見えなくなる)
フリック>……ま、待て……っ…ルック…!!!(外されて自由になった手を消えようとする彼に伸ばすが、瞬間に捕まらず空を切る)
フリック>はぁ……最悪だ……(何でこんな事になってるんだろうと深く深く溜息を付き)ニナとか……本気じゃないだろうな……?……くっそ……今度はこっちから行って…ネガごと取り返さないと……(痛む身体をのろのろと身を起こし今後の画策を練り)
フリック>(手早く衣服を整えてシーツを剥ぎ取り、替えの物を探り出してベッドメイキングし)……よし、これで大丈夫だろう……(汚れた布をくるくると巻いて纏める)……あいつ……覚えておけよ…(今夜の仕打ちを胸に秘め、絶対写真は取り返す……と固く誓いながら戸を開けて出て行った)
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