>>>>>> 森の中、何処かの小屋にて


 

(ナッシュが部屋に入室)

ナッシュ > ……?

(ザジが部屋に入室)

ナッシュ > あぁ……また間違っちまったな……(苦笑しつつ頭をかき(笑))

ザジ > ……何を一人でブツブツ云って居るんですか。(呆れ顔で背後に出現・笑

ナッシュ > ……うわ…っ(飛びずさり(笑))……何で、お前までこんな所に居るんだ…(憮然(笑))

ザジ > 何をそんなに驚く事があるんですか。(ふう、と嘆息を漏らした後に優雅な仕草でソファに座り・何)…さて、何故だと想いますか。(クス)<居る

ナッシュ > 突然背後に妙な気配がわいて出たら誰でも驚くさ(少し距離を取って壁にもたれ(笑))……俺と同じ理由だったら笑ってやるけどな?(微苦笑)

ザジ > 妙な?(片眉を上げて笑い)背後によられるまで他者の気配に気付かない貴方の方に問題が在ると思いますが。(しれっと) …貴方の理由、ですか。(暗にそんな物が在るのか、と揶揄する口調で・笑)<同じ

ナッシュ > 気づいていたさ……ちょっとした演出だろ?(しれ(爆))……そんな言い方をするって事はさぞかしそっちには崇高な理由があるんだろうな(ただ迷っただけだとはちょっと言いにくくなった(笑))

ザジ > 演出ですか…(クク、と喉で笑い)、随分と演技が上手になった物ですねぇ?(含んだ物言いで足を組み、ナッシュの方に目線を遣り)

ザジ > さて……、少なくとも「唯」「此処がどこだか分からずに」「迷い込んだ」訳では在りませんよ。(意地の悪い笑みを浮かべて反応を待ち・笑)<目的

ナッシュ > 脅かそうとしてたみたいだから付き合ってやったんだ、捨てたもんじゃないだろ?(腕を組んで微笑)<演技

ナッシュ > ……そんなマヌケなヤツが居るならお目にかかりたいもんだな……(冷や汗かきつつ(笑))


ザジ > ……脅かす?(さも心外そうなな表情で)貴方を驚かすのであればもう少し、趣向を凝らしますよ。…其れとも、まさか先程の驚きは演技ではなかったとでも?(クツクツと笑って)

ザジ > そうですねぇ…そんな間抜けな「潜入員」(この辺限定・笑)が居るのであれば、お目に掛かりたい物です。珍しく意見が一致しましたねぇ。(可笑しそうに表情の変化を見つつ・最悪)

ナッシュ > へぇ、お前にそんな凝った事出来るとは思えないけどな。たとえば?(面白がる風に)……演技に見えなかったかい?そりゃあ迫真に迫ってたんだろうな(ひょいっと片手をあげにや(笑))

ナッシュ > ……一度組織に戻って探してみたら居るかもしれないぜ?(視線を天井に向けどっちらけ(笑))……あぁ、目の前にも…居たか(ぼそ)


ザジ > 事の前に仕掛けをばらすような間抜けな真似はしませんよ…では次回に会った時にでも実践して差し上げましょう。(ニコ、と食えない笑みを浮かべ)ええ、まるで「本当に驚いて」居るような迫真の表情でしたね。(クス)

ザジ > 組織に戻らずとも…お目に掛かれそうなのですが…?(クク)<探して>…所で何時まで其処に立って居るつもりで?(壁に凭れるナッシュに目線を遣り)

ナッシュ > 用心深いのは相変わらず、か。流石に引っかからないな(つまらなさそうにふっと笑い)お褒めに預かり光栄だ。お前を騙せるくらいなら俺は詐欺師にでもなれるかもしれないな(しら〜)

ナッシュ > へぇ?何処に居るんだろうな?(ちらりと見て)……悪いかい?俺はまだ若いんでね、別に苦にならないのさ(壁をコンコンと叩いたりして(笑))


ザジ > 何ですか。貴方の誘導尋問もどきに、引っ掛って上げられるほど私の頭も呆けては居ないようなので。(つまらなさそうなナッシュに反して笑みを崩さず) 特殊潜入員の次は詐欺師ですか、貴方も中々…(クク)、忙しい人ですねぇ。

ザジ > そうですねぇ…例えば私の前に居る、頭に木の葉を乗せたままの人、等でしょうか。(意地悪くニッコリと見返して)<何処>そうですか、座らないか、と思ったのですが余計な世話だったようですね。(気にした風なく、ポツリと漏らして←演技・笑)

ナッシュ > 付き合いで少しくらい引っかかれよ?さっきの俺みたいにさ?(髪をかき上げて苦笑い)あぁ、お陰さまで波乱万丈な生活を送らせてもらってるさ(意味有りげにザジの方を眺め)

ナッシュ > …………(ぱっと後ろを向いて頭を払う(笑))……別に乗ってないじゃないか…(肩越しに睨み(笑))……(少し考え)座った方が話しやすいかい?(一歩前に出て片手を腰に当て問う)


ザジ > ですから、こうして貴方に会いに来たのしょう。どうにも、一人情けない顔をして彷徨っている様でしたので?(クスクス)<付き合う>此方もお陰様で、…そう返しておきましょうか。(軽く頬杖をついて、目線をナッシュから外の景色に外し)

ザジ > ……(動作が可笑しかったのか、背を丸めてクツクツと抑えた笑いを漏らし)、いえ、もう少し横…ですよ。(笑いを少し収め乍指差し)<葉>そうですね…、いえ。どうぞ貴方のお好きに。(片手をスウ、と動かし)

ナッシュ > 俺に会いに?……それはまた大層な目的だな…(信じてない風にくす、と笑い)お前が言えた台詞かよ…(げんなり)

ナッシュ > ……(頭をぱさっと振る振る)……取れたか?(←聞くなよ(笑))……そうか、じゃあ…好きにさせてもらうさ(と言ってソファの背に腰をかけ(笑))


ザジ > おや、まるで信用していないといった表情ですねぇ。可笑しな所で疑い深い人だ。(やれやれ、といった顔で肩を竦め) 生憎と、今の私と貴方とでは言動の制限をされるような間柄ではありませんので。(しれっと云い)<お前が〜

ザジ > ……(無言で此方に来い、といった風な仕草をして・笑)<取れた>貴方は何時も好きにしているでしょうに。(小さく微笑して座るのを見)

ナッシュ > 信用に足る行動をしていると思うのか?自分で?疑うのも仕方ないさ(お手上げの格好してふう…と溜息)俺相手じゃなくても加減するようなヤツじゃないくせに…(苦笑)

ナッシュ > まだ……付いてるのか?(眉を寄せ)……(座ったまま少し身体を屈めて頭を出す(笑))


ザジ > 少なくとも今は、事を起こす気が無いと思って居るのですが…その言い草ではその辺りも疑っている様ですねぇ。(ふう、と少し大袈裟に息を吐き)<信用に足る>おや…まるでその物言いは加減をして話して欲しい、そう言っているように聞こえますが?(クス、と笑いを零し)

ザジ > (近付いて来たナッシュの方に手を伸ばして)……、取れましたよ。(髪を一度軽く撫でるように触り) …一体何処で迷ったらこんな風になるんですか。(髪を払うように触って・笑)

ナッシュ > 今までの所業を考えると…構えざるを得ないのさ(肩を竦め)どうしてそう、揚げ足を取るかな?(苦笑)別に好きに喋ればいいさ……それでどうにかなるわけでもなし(目を細め)

ナッシュ > ……どうも(一応、礼を言って自分でも髪を払う(笑))さあな……何回か樹にひっかかったりくぐったり、時々根元に躓いたりはしたけどな……(思い出して嫌そうに顔を顰める)


ザジ > 事を起こすつもりで在れば先程の、無防備な貴方の背を見付けた時に。…等、云っても私の言葉は貴方にとっては最早紙よりも薄いようですが。(微苦笑して)<信用>その割には…、相変わらず意地を張るのが好きなようですねぇ。(クク、と笑い)<好きに

ザジ > ………矢張り迷ったんですか。(ナッシュの科白を聞いて・笑)

ナッシュ > お前に殺気があったならもっと早くに気づいてたさ……(ふと考えて)そうだな、悪かった。「今は」の言葉は信用するさ。誰が意地を張ってるって?(睨み)お前の言動で、いちいち左右される俺じゃないぜ?

ナッシュ > ………………迷ったんじゃなくて、此処に来るまでにその道しかなかったんだ(あからさまに視線を泳がす(笑))


ザジ > おや、前言撤回なさるので?…さて、例え私に殺意が合っても本当に「もっと早く」に気付いていたかどうかは、謎ですが。(クス、と意地悪そうに口端を上げて笑い)その様に宣言する、事自体が既に左右されていると思うんですが…。(クク)

ザジ > (再びクツクツと笑い始め)…フフ、失礼。(手で口元を覆い)人と話す時に一体何処を見ているんですか、…貴方は。(反対の手でクイ、とナッシュの顔を捕らえて自分の方を向かせ)

ナッシュ > あぁ……あくまで「今は」だけどな(苦笑)気づくさ、お前の殺気はわかりやすい……(思い出すように目を閉じ)謂れのない事で納得されるのは癪に障るだろ?撤回してるだけさ

ナッシュ > ……俺がどういう道を歩いて来ようが関係無いだろう?(恨めしそうに睨んでザジの手を掴み外させる)


ザジ > いえ、其れで構いませんよ。貴方とこうして話すのも単なる気紛れ、明日には存在しない時間ですから。(淡々と陳べ) その「分かり易い」殺意に殆ど反応して居ない様に思いましたが…おや、気の所為でしたか。(眼鏡を指で上げ、表情を隠し)

ザジ > おやおや、随分とつれない言葉ですねぇ。(クク、と喉を鳴らしてナッシュの頬の上に付いている掠り傷に指を伸ばす)単に気になっただけですよ、その様に睨まれる趣旨の質問でしたか?(微苦笑し)

ナッシュ > 気紛れ…ね(溜息)そう何度も、こんな馴れ合いの時があっても困るけどな(静かに呟く)……そりゃあ本気の殺気じゃなかったんだろうさ?こうして俺は生きてるわけだしな…?(口元に笑みを浮かべ上目で表情を窺い)

ナッシュ > お前の言葉に好意的にニコニコする俺の方が気持ち悪いけどな(想像してげんなりしながら頭をずらして指を交わし)だいたい……道が分かりにくすぎるんだこの辺りは…(ぶつぶつぶつ(笑))


ザジ > 其れとも「貴方に会う為に」来た、とでも云った方が良かったですか。(さして気にしていない口調でしれっと云って) フフ、貴方の動揺が余りにも可笑しかったのでね。(顔を少し下げ、表情を見せ無いように笑ってから)<本気〜

ザジ > 嫌がらせにはもって来いかも知れませんよ?(しれっと)<意図的に>(指に付いた血を舐め)普通この様な夜半に移動しようとは思わない物です、…その辺りの考えの無さも変わらない様ですねぇ。(クス)

ナッシュ > さっき俺に会いに来た……って言ったのはやっぱり適当だったんだな?(微苦笑)……俺をからかって遊んでるってわけだ?本当にそれだけか?(くっと指で顎を持上げ視線を合わせる)

ナッシュ > あぁ……なるほど。じゃあ次からは満面の笑みで出迎えてやるさ(気のない返事で手を振り)……生憎だが、俺の任務はそんな事を気にしていられないものでね(心底だるそうに長い溜息1つ)<夜半に


ザジ > 『気紛れを起こして』『貴方に会いに来た』…そう言ったのですが、何やら表情が曇っている様ですねぇ?(クク) ……おや、他に貴方はどういった返答を望んでいたんですか。(目を細めて不敵に笑い、顔を寄せ)

ザジ > その様な余裕が合って、できる物であれば、どうぞ御自由に。(クスクス)<次は>随分と。見ない間に肉体労働派になった物ですね?昔の貴方からは想像も出来ませんよ。(クク)<任務

ナッシュ > ……理屈をこねるのが上手い事で…(肩竦めお手上げポーズ)その気紛れが早々起こらない事を祈ってるよ。……別に、どうせ本心が聞けるとは思ってないからな(声を低くして顔を背ける)

ナッシュ > 油断して俺の笑顔に目が眩まないようにな?(冗談めかして笑う)……あぁ、時がたてば変わるもんさ。誰かさんのせいで辺境の地まで行かなきゃならなくなったんでね


ザジ > 理屈ではないのですが、…一体何を拗ねているんですか。(可笑しそうに肩を竦めたナッシュを見遣ってから)成程、顔も見たくない、という訳ですか。(感情無く呟き)<そうそう〜>……。(苦笑のような表情で背けた顔を見詰め)

ザジ > 目が眩むような笑顔で出迎えて呉れるんですか、(クツクツと笑って)…愉しみにして居ますよ。(しれっと笑って返し)そうですか、特に此方としては変わったつもりは無かったのですがねぇ。(表面だけは微笑うかべ)

ナッシュ > 何でそれで俺が拗ねてる事になるんだよ?(呆れ)……自分を殺そうとしてるヤツの顔を毎日でも見たいだなんて思うワケないだろ?(感情なく呟き)……お互い様だ(何ともなく、小さく洩らす)

ナッシュ > お前……本気で言ってるな?冗談だってわかってくれよ…(顔を片手で覆って呆れた溜息)<笑顔>大昔とはえらい違いだけどな…(目を伏せる


ザジ > おや、私は何時でも本気ですよ。知らなかったんですか。(ニコ、と笑って腕を組み)<笑顔>変わったのは、私を見る貴方の目でしょう。其れとも、あの微温湯の庭園が懐かしいですか?(クス、と笑って)

ザジ > 貴方の癖でしたからねぇ、気に入らない事が在るとそうやって投げやりな態度で肩を竦めるのは。(心無し穏やかな顔で云ってから、微笑い)其れは残念です、私は別段貴方の顔を毎日見ていても飽きませんが。(クツクツと喉を鳴らし)お互い様、そう云う割には…(ナッシュの頬を撫で)、表情が違いますが?

ナッシュ > そりゃ、知らなかったな……期待に添えるよう笑顔の練習でもしとくよ(←諦め(笑))……俺を見るお前だって変わったさ(寂しげに苦笑)懐かしいとは思うけど、今となっては儚い夢だ(自分に言い聞かせるように噛み締める)

ナッシュ > ……(懐かしい表情に少し驚いて暫し見つめ)変な癖……覚えてるなよな(小さく呟いて俯く)……俺の顔はそんなに可笑しいかい?(苦笑)……気のせいさ、また目が悪くなったんじゃないのか?<表情


ザジ > 練習をするので在れば鏡くらいは差し上げますよ。どうせ、買うお金も無いのでしょうから?(からかうような口調で笑う)強いて云うのであれば、繕う事を止めた、…でしょうね。私の本質はあの頃のままですよ……、ナッシュ。(噛み締めた唇を指でなぞり)

ザジ > 何度も見せられましたからねぇ…、貴方のその仕草は。(俯いたナッシュの髪を指で遊び)可も無く不可も無く…、いえ、興味深いですよとでも答えておく事にしましょう。(クス) どうでしょうねぇ、其れともそうだと云ったら心配でもして呉れるんですか。(揶揄るような口調で返し)<目

ナッシュ > 鏡なんて持ち歩けるかよ(げんなり)その辺の水溜りで充分だ(←本気)……あぁ、本質を見抜けなかった俺が馬鹿だったんだろうさ(頭を軽く振り、呼ばれた名を振り払う)

ナッシュ > 呆れさせるような言動を取るやつが傍にいたからだ……(思い出しながらふっと柔らかく微笑み)……人の顔を興味の対象にするな(憮然として)……自業自得で悪くなったのを心配なんてするもんか<目


ザジ > ……一体どういった鏡を想像しているんですか。手鏡、ですよ。(云ってアンティーク物の小さな鏡を見せ)本質を見抜いて、一体如何するつもりだったと?その口調から察するに、遅かれ早かれ、どうやら私は貴方に一度殺される様になって居たらしいですねぇ…(クク、と忍び笑いを漏らす)

ザジ > おやおや、其れこそ貴方には云われたくない科白ですねぇ。貴方が脱走用に壁に空けた穴は、未だ残っている様ですよ。(穏やかな顔のままクスと笑い、遊んでいた髪を耳に掛けてやり)貴方の顔は嫌いではないので…、其れとも何か不都合でも?(小さな含み笑いを浮かべて、ナッシュの反応を待ち)

ナッシュ > 女の子じゃないんだから、そんなもの持ち歩けないって言ってるんだよ(出した鏡をいらないとばかりに手を振って)……もっと早くに見抜けたら良かったけどな。そうすれば、今のこんな状況も無かったろうに…(苦笑)

ナッシュ > あ……あれだってお前があんまり煩いから作ったんだろ(ぱっと顔をあげ、むすっと睨んで抗議)……まぁ、兄妹だからな…(言葉の意味を考え)好みの顔か?これは……(前髪をかき上げて微苦笑)


ザジ > 貴方は外見を気にし無さ過ぎるんですよ、……。(何かを言いかけ、ナッシュの金髪を手で軽く握るように持ち)では聞きますが。見ぬけていたら、一体如何していたと。(苦笑した顔を、指で上向けさせ)

ザジ > 其れを咎めた時にも確か同じ仕草をしていましたねぇ…、其れとも此れが貴方の云う「呆れさせる」行動でしたか。(抗議にくっくっ、と忍び笑いし)……(暫し逡巡し)、そうですねぇ。…では、そうだ、といったら如何しますか?(クス)<顔

ナッシュ > ……お前が気にしすぎるんだろ……何だよ?(言いよどんだ空気を察して訝しげに見る)……そうだな、先手を打って牢にでも閉じ込めてやれたかもな?(挑戦的な目で笑い)

ナッシュ > 誰かさんの頭の固さに呆れたんだよ(片眉を上げて指で頭をトントンと示し)……なるほど、そうやって口説いたんだな?(微苦笑)


ザジ > …いえ?(何事も無かったように手を離し)相変わらず、手入れもしていないのに見事な色ですね。(無感情に漏らして) 閉じ込めるだけですか?クク、…だから貴方は甘いんです。(手で顔を覆うようにして笑い)

ザジ > 貴方の口と、其の身の軽さには私も毎回辟易させられていましたよ。面白くも在りましたがねぇ。(ふっと笑って、表情を元に戻し)口説く?まさか、妹君からのお誘いでしたよ。…幸いな事に。(食えない笑みを返し)

ナッシュ > お前だって……(髪に触れようとして逡巡し)これが、本当の色なんだな(目を細め)……何が可笑しい?(きっと睨み)

ナッシュ > 毎日飽きなくていいだろ?(悪びれず、軽く言い)……どうせ、肝心な所は言わないで仄めかしてあいつに言わせるように仕向けたんだろ……


ザジ > おや、…貴方方に似せたあの頭の方がお好みでしたか。(偽りの色が、付け加えてクツクツと笑い)何、貴方の其の平和な思考に少々、笑いが込み上げたのでね。(クク)邪魔な物は消せば良いでしょう…貴方がそうしたように。(睨む顔を指で捉え)

ザジ > 良い、ではなく『良かった』…もう昔の話ですからねぇ。(戻した表情のままで、薄く笑って)……随分と質問が多いですねぇ?そんなに私とユーリの話は気になりますか。(片眉を上げて不敵な笑みをし)

ナッシュ > …………嫌いじゃなかったさ…偽りも知らない時は本当だったからな(苦々しく言ってザジの髪をさらりと撫で)……あの状況でなければあんな感情的な行動は取らなかったさ……っ(俯いてザジの胸を軽く叩き)

ナッシュ > そうだったな、懐かしくて昔話だって事を忘れてたよ(自嘲気味に笑い)……そりゃあ気になるさ?妹の事だからな……?(正面から真顔で見据える)


ザジ > (撫でる手を取り、移動させてから掌に口付けを落とし)え此方も偽りつづける予定でしたよ……あくまで予定で終わってしまいましたが。(云って急にクスクスと笑い出し)さて、其れは如何でしょうねぇ。貴方は昔から感情的になる所が多かった様に見受けられましたから…、……何を想っているんですか。(腕を捕らえて、顔を覗き)

ザジ > おや、随分と切なそうな顔をする…そんなにあの頃が懐かしいですか。(名前を小さく呟いて、耳元をくすぐる様に撫で)其れだけで聞いているように思えなかったのですが。(クク)…此れ以上一体何を聞きたいんですか。

ナッシュ > どっちが幸せだったんだろうな……(その動作をぼうっと見つめ)……感情で動くと後々に後悔する事になる…良くお前はそう言っていたよな…それを思い出していたんだ(目を合わせないように顔を背ける)

ナッシュ > 一番楽しかった頃を懐かしむのは当然だろ……(呼ばれて傷ついたような表情を見せる、手から逃れる為に身じろぎ)……そうだな、あと一つだけ聞きたい。……一時でもユーリの事を想って…くれたか?(真剣な目で見つめ)


ザジ > 其れも此れも、全て貴方次第……では無いのですか?(云って甲にもう一度口付けを落としてから、手を離す)……おや、後悔をしているとでも?(笑んで)貴方の家を狙う詐欺師を追い払い、大切な妹君を守れたのでしょう。何を後悔する事があるんですか。(クツクツと可笑しそうに目線を送り)

ザジ > 一番楽しかったとは…フフ、其れは光栄ですね?(顔を手で追い乍、表面上の謝辞を述べ)……、ええ。想っていましたよ?(含んだ口調で云って、薄く口元を笑ませ)

ナッシュ > ……どっちにしろ過去の事だ(手をぎゅうっと握り締め)……もう少し他にやり方があったんじゃないかと、思う時があるのさ(苦笑)あんな感情のままに剣を振るったりしなければ…今とは違った状況になっているかもしれない……(強く握っていた手を開き白くなった掌を凝視する)

ナッシュ > ……その言いようだと、お前は違ったんだな?……心にも無い事を言う時の、これも癖か?(顔を覆う手をとり表情を窺う)……(じぃっと真意を探るように見つめ)そう、か…わかった(暫くして吐息を吐く)


ザジ >そう云う貴方も矢張り変わりましたね。(上から全身を眺める様に視線を遣って)他のやり方?(呆れたように返し)どのようなやり方でも、根本を消さない限りは同じ事。現に、貴方はこうして消し損なった相手に命を狙われている。…そうでしょう。(無表情のまま、さも当然のような口調で言ってのけ)

ザジ > 其の辺りの判断は貴方に、お任せしますよ。(真意の読めない笑みを作ると) ……、如何しましたか。貴方の望む答えを選んだつもりでしたが?(悪びれる風も無く云って、喉で笑う)

ナッシュ > 変わった?……お前ほどではないさ(不躾な視線に顔を顰め)……そういう殺伐とした考え方、好きじゃないんでね……そうだな、お前を閉じ込めて考えを改めるまで毎夜説教でもしてやるとか、な(ワザと明るく言う)<他のやり方

ナッシュ > ふ…ん、なら勝手に想像するさ(トン、と身体を押して離し)……俺の望んだ答え…な(溜息混じりに言い)お前はそう思ってるんだな、見当違いな事を……


ザジ > 話す時に人の顔を見無いようになりましたね、…其れとも見られたくない表情が増えた…、まぁどちらでも私には余り関係の無い話ですが。(寄った眉根の皺を、指で軽くなぞる様に触り)其れは随分と気の長い…、(クク…)では其の方法を実践する事が在るのであれば。今度こそは精々足元を掬われぬよう、気をつけるのですね。(見た目は柔らかい微笑を浮かべ)

ザジ > どうぞ、想像は貴方にとって不利益な事も不都合な事も云いませんからね。(呟くように云って、手を伸ばしナッシュの頭を軽く自分の方に寄せ)……貴方の次に、ですが。(耳元で掠れた低音で囁き、小さく喉で笑って何も無かったように手を離す)

ナッシュ > ……その変化はお前の前だけかも知れないな。正しくは…あえて見ないようにしてるんだろうな、この顔を……(ザジの黒い瞳と髪を見て)……短気は損だぜ?(さらりと言い)……あぁ、すぐに実践しても良いんだけど(ザジの両手を捕らえるように握り締め)

ナッシュ > 虚像に溺れるような真似はしないさ。侮らないでくれよ(小さく漏らし目を閉じてそのまま頭を預ける)…………っ(言葉を聞いて一瞬さっと頬に朱が走り)それが望んだ答えだとでも?それこそ勘違いもいい所だ……(悔しげに眉を寄せてはき捨てる)


ザジ > おやおや、……色一つでその様に疎まれる訳ですか。(自嘲気味な笑いを漏らして)其れは自身に向けた言葉ですか。(クス)<短気〜 実践、出来るのであれば止めませんよ?(クツクツと笑って、ナッシュの好きにさせ)ただし身の保証はしかねますが。

ザジ > 侮ってなどは居ません、唯、事実を伝えただけの事。(喉で笑い、反して優しい動作で髪を梳き) 望んでいるか否かは知りませんが、貴方の聞きたかった、此れが「答え」ですよ。……どうやら貴方は私が何を云っても気に入らない様ですねぇ。(指で眼鏡をクイ、と上げて朱に染まったナッシュの頬に目線を遣り)

ナッシュ > 違う……!別にその色を疎んでいるわけでも何でもない、ただ…(切なげに髪に触れて口を噤む)煩いな……俺はそんなに短気じゃないんだ!……対した自信だな?両手を取られたくらいじゃ何とも無いって?(思いっきり力を入れその手を握り)

ナッシュ > 俺にとっての真実か……だったら今のお前も虚像なのかもな(髪を滑る優しい感触を感じながら)……何処まで本気かわからない、そんな狂言じみた答えだったら聞かない方が良かった(片手で顔を覆い自分の表情を見られないようにする)


ザジ > 別に今更、繕う事をしなくとも構いませんよ。「其の色の髪」を持つ貴方方には、分からぬ事。(冷笑し、やや不快そうな表情で一瞥し)……此の侭如何し様というのか、是非とも教えて頂きたいものですねぇ。(云って取られた腕を前に押し、ナッシュをソファに押し付けて薄く笑い)

ザジ > 貴方が望む虚構の空間をあげましょう、貴方が其れを望むのであれば。(言い聞かせるような口調で言葉を紡ぎ、意図の読めない微笑を浮かべ)おや。人に物を聞いておいて狂言ですか、……我侭な人だ。(顔覆う手の上に、掠めるような距離で口を寄せ)

ナッシュ > 違うって言ってるだろ?俺には髪の色なんて些細な事にしか過ぎないんだ…(不快な表情に気づかずに)……教えて欲しいのか?後悔するなよ……(手を離して下から首に手をかけ)俺の授業料は高いぜ……?(不敵に微笑する)

ナッシュ > ……悪魔の囁きだな…だが…それに騙されちまうほど、純粋じゃなくなったんでね(緩慢な動作で身体を離し、断ち切るように目を開く)……ふざけた答えばかり返すからだろう……(気配を感じてぺち、と手で顔を押しのけ)


ザジ > 其の「些細な事」があの国では全てなのですよ、……此れ以上は論じても詮無き事。(ぴしゃりと会話に終止を打ち)貴方を相手に何の後悔をしろと?(クク)…やるのであれば迷うな、と伝えたはずですがねぇ。(首に掛かる手に不敵に笑み、被さる様に口付けを落とし)

ザジ > 悪魔ですか、面白い例えですねぇ。(クク…)叶えたら何か、報酬でも貰えたので?(可笑しそうな口調で云って) ふざけて等、居ないつもりです。貴方と違って私は真面目なので。(笑い、顔を押しのける手をペロ、と舐め)

ナッシュ > 知るもんか……馬鹿げたそんな決まり事なんて(苦々しく)…………(そのまま口付けを受けながら徐々に手の力を強めていく)

ナッシュ > ふ……報酬な(くすりと笑い)そうだな、俺の命とでも言ったら気にいるか?(微笑)……その言いようがふざけてるって言ってるんだ(苦笑)奥歯に物が挟まったような言いようしやがって(さっと手を引き苦虫を噛み潰したような顔でそれを見て)


ザジ > 上と、下の景色では見え方も環境も全て。違うんですよ…、ええ。勿論貴方は知らないでしょう。(冷えた口調で云い)…、っ……(強まる手の力に眉根を寄せ乍、少し息が荒がり)

ザジ > (クス…)貴方のもっとも惜しむべき物が報酬に付くほどの、魅惑的な誘いでしたか?(意地悪く云ってから)<命>随分とお怒りのようで。(肩眉を上げ、可笑しそうにその様子を見て)生憎と、今も昔もこの口調ですので。(しれっと云い)

ナッシュ > お前は……それが全てだと思ってるんだな(目を細めて悲しげに)…………(荒くなる息を捕らえるように口付けを深くしつつ、手はそのままで薄く目を開けて窺う)

ナッシュ > どうせ……誘いに乗ったらなくなったも同然だ。……平然と嘘をつくなよ(睨み)昔からその口調だって……?(片眉を上げ)


ザジ > 元々其れを手にしている貴方と、私とでは価値観等が違いすぎている。……他には何も在りません。(無表情のまま返し) ……(首の指をゆっくりと一本ずつ外して行き)、…中々…、味な真似をしますねぇ。(顔を少し上げ、見おろし)

ザジ > おや、其の言葉だけだと乗る事を前提に話している様に聞こえますが。(クスクス) そうですよ。貴方方の前では唯、偽っていただけの事。…其れともあの頃の口調にでも、…もどそうか?(喉で小さく笑って口調を変え)

ナッシュ > 分かり合える事もない……か。悲しい事だな…(溜息)……地獄の端でも見えたかい?(微笑して首に付いた微かな跡を指でなぞり)

ナッシュ > 都合の良いように聞こえる耳だな(苦笑)「乗ったら」って言っただろ?俺はそんな誘いには乗らないしな。……口調まで変えてご苦労な事だ(やれやれ肩を竦め)………いや、戻さなくていい(声色の変わった言葉を俯きながら聞き)


ザジ > 其れを哀しいと思う所が、貴方は甘いというんです。…其れとも貴方は今でも其の様な甘い夢を抱いている、とでも。(嘲笑気味な笑み浮かべて、ナッシュの視線を捕らえるように頬に手を遣り) ……(息を整え乍)、そうですね…お陰様で。(良い旅でしたよ、と冗談めかして云い)

ザジ > フフ、そうだとすれば此れは貴方の影響かもしれませんね、……気が変わったのであれば、何時でもどうぞ?(ククと笑って、慇懃に見えるほどに丁重な礼をし)……思い出すからかい?<戻さなくて>…そんな曇った顔は君には似合わないよ、ナッシュ。(表情を変えたまま優しく頬をなでてやり)

ナッシュ > 甘くても構わない、それが適うなら……(頬の手に自分の手を重ね)でも、今更無理だって事は分かってる。夢を見ていた時もあったけど(やんわりと手を握り)……じゃあ、今度は最深部まで一気に案内してやるさ(不敵に笑みを浮かべて片目を瞑る)

ナッシュ > 永遠に来ないだろうけどな、そんな時はさ(その礼に乾いた笑いで返し)……やめろ…(泣きそうな表情を垣間見せ押しのける)


ザジ > 知って居ますか、貴方のような人を世間では「偽善者」と云うんです。(ニコ、と笑い)おや…、貴方にしては珍しく物分りが良いようですね。(柔らかい表情で頬の指を滑らせ、手を返して其れを握り返し)貴方の案内では何処に辿り着くか、分かった物ではありませんねぇ…。(クツクツと笑い、もう一度啄むように口付けを落とす)

ザジ > 有効期限は「貴方が私に殺されるまで」です。……おや、随分とつれない返事ですね。(クク) ねぇ。ナッシュ…一体どうしたんだい?(優しく云って、やんわりと頬に手を遣り顔を覗き)

ナッシュ > 世間でどう言われようと、俺は……この生き方を捨てられないからな(苦笑)……はは、冗談にならないな。いきなり地の池とかに落としても目を瞑ってくれよ?(くすり、と笑って喉もとの痣にキスをする)

ナッシュ > もう一つ……逆のパターンも追加しておいてくれよ?(微笑)……煩い(顔を見ないように強く目を閉じ)く……っそ…わかってるのに……っ(震える手で弱く胸を押す)


ザジ > 否定をしないという事は、自分でも認めている、と云う事ですか。(独白にも聞こえる科白を漏らし)其の様な旅はお断りです、(クク…)随分と其れが気に入った様ですね。(ナッシュの髪に唇を寄せ乍、囁き)

ザジ > 無駄だと分かっている事をわざわざする程、酔狂な性格はしていない物でね。(目を細めて笑い、目を閉じたのを見て複雑そうな表情を瞬時浮かばせ) 何時もの君らしくないよ、…ナッシュ。(震える手を取って、落ち着かせるように優しいキスを落とし)

ナッシュ > ……自分が信じている限り、俺の中じゃ「偽善」じゃないんだ。我ながら詭弁だな(ひょいっと肩を竦めて流す)……水も滴る良い男って言うじゃないか?(悪戯っぽく笑い)…お前に対する……戒めみたいな感じがする(跡を見つめ)

ナッシュ > 酔狂も時には役に立つもんだぜ?人生……遊び心も必要なのさ………俺が俺らしくないのは、お前があの時のお前じゃないからだ(ばっと手を振り解きその目で姿を捉え、唇を噛み締めて瞬きもせずに睨みつける)


ザジ > 自分が信じれば其れが己の中の真実に変わる、ですか…っクク。如何にも貴方らしい言葉だ。(目の笑って居ない微笑をし)どうせならばそのまま止めて仕舞えば良かったでしょう、何故あんな絶好の機会を逃したんですか。(前髪を掻きあげ、感情無い目で見下ろし)

ザジ > 酔狂も度が過ぎては意味を成しません、こうして此処に居るだけで充分、でしょう。<酔狂>……あの時と違う、君がそう思うから私も変わってしまったんだよ。…残念だ。(微苦笑し、噛み締める唇をゆっくりと指で開いてやり)

ナッシュ > 自分くらい信じてやらなきゃ、可哀想だろ?(微苦笑)……何故、だろうな……(俯き)お前と同じような…気紛れ、かな(苦笑)

ナッシュ > 充分、戯言か(溜息)違いない……俺たちがこうして並んで話してるなんてね(苦笑)……(かつての面影を重ねようとする己の思考を懸命に抑え)……先に変わったのはお前じゃないか…(腕を掴みゆっくりと下に降ろす)


ザジ > 可哀想?……私には解せない類の話ですね。(興味無さそうに返して)其の、気紛れ分の代償は高く付きますよ、…良く覚えて置く事です。(細めた目で見返し、其の声にやや呆れが混じる)

ザジ > おやおや、如何にも貴方は沈んだ表情が増えましたねぇ。いちいち感傷に浸って居ても、何も戻りはしないでしょう。(微笑し)

ナッシュ > ……言ってもわからないか(苦笑)だから、分かり合えないんだよな…(深い溜息をつき)いつも気紛れで俺を見逃すお前が良く言うよ……(ふっと笑って)

ナッシュ > 放っておけ……(手をひらひらとさせて)普段明るく振舞ってる代償が現れてるだけだ……全く、お前の顔を見ると湿っぽくなるぜ(苦笑い)


ザジ > (腕を降ろされ乍、指で顎から首のラインをゆっくりとなぞり)……何もかも、君次第だったんだよ、ナッシュ。今更云ってももう遅いけれどね。私も君も変わってしまった、……そろそろ幕が降りる時間だ。出番の終わった役者は引としよう。(小さく微笑んでから、背を向け)

ナッシュ > (その動作を細めた目で追い)……本当に今更な言葉だな…本当は……(紡ぐ言葉を飲み込み)そうだな、そろそろ時間だ(後ろからナイフを投げ、ザジの頬を掠めて壁に突き刺さる)……夢が終わる前に行けよ、永遠に眠る前にな。

ザジ > ……クク、夢の時間は如何でしたか?(可笑しそうに笑いを洩らし)さて、其の言葉は、…貴方にそっくりお返ししますよ。(掠めた傷を気にした風も無く歩を進め乍、振り返らずに其のまま外の景色に消えて行った)

ナッシュ > ……最悪だったさ……(複雑な表情でその背を見送り)…………(暫くの時を待ってからゆっくりと立ち上がり部屋を出る)

 

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